Oji Elementary School
〜 時間を作り、しっかり学ぶ 〜
「二学期制」について


本校は「二学期制」になっています。

「二学期制」ってどんなもの?

 今までは、夏季休業日(夏休み)、冬季休業日(冬休み)、春季休業日(春休み)を境に3つの学期としてきました。
二学期制になると、学校生活の1年間の中間あたり(10月頃)を境として、年間で2つの学期となります。
 夏季休業日は1学期、冬季休業日は2学期の途中に実施されることになります。また、1学期の終業式と2学期の始業式の間に、短い秋季休業日(秋休み)を作り、新学期に向けて気持ちの切り替えを促します。
 年間の授業日数は変わりませんが、学期末が1回減ることで授業時数(学習時間)は増えます。


「二学期制」の効果と課題は?

[予想される効果]
 時間的な余裕ができることから、指導時間が確保でき、子どもたちには時間的・精神的な「ゆとり」が生まれます。また、教師には、指導の工夫などがしやすくなります。
 従来の三学期制では各学期の長さがまちまちで、特に3学期は期間が短いうえに学年のまとめを行うため、指導の効果をあげるには難しさがありました。二学期制にすると1つの学期が長期化することによって、子どもたちの成長(変容)をより具体的かつ多面的に捉えやすくなり、評価の充実が期待できるようになります。
 学期の途中に入る長期休業日前の指導を通して、学校5日制の趣旨である家庭・地域社会における「学びの継続」、「学びの定着」、「個性の伸長」が図りやすくなります。

[対応が求められる課題]
 従来の三学期制が広く子どもたち、保護者、区民に定着しており、二学期制に対する違和感を取り除き、趣旨の理解を得ることが必要です。特に秋季休業日については、家庭の協力は欠かせません。
 通知表は年に3回もらうものという考え方が一般化しており、年に2回になることから、通知表の改善や通知表以外に学習や生活の状況を家庭に伝える工夫が必要です。
 学期の途中に長期休業日が入ることで、指導の連続性が絶たれることに対する 指導上の工夫(学習単元では区切りをつけるなど)が必要です。


「二学期制」がでてきた背景は?

 学習指導要領が求めている「生きる力」をはぐくむ教育では、基礎的・基本的知識や技能の確実な習得と、自ら学ぶ能力や態度の育成が重要です。そのために子どもたちの疑問や知的好奇心などを大切にした学習や、体験的な学習、問題解決的な学習を積極的に取り入れています。
 そこで、子どもたちの学校での学びに時間的・精神的「ゆとり」を与える教育活動の展開が「二学期制」に期待されています。
 学期の長期化を図ることによって、子どもたちの成長(変容)を具体的にとらえる多面的な視点での評価ができやすくなることから、それを生かした子どもたち一人一人の学びの充実が期待されています。
 長期休業期間を1つの学期のサイクルの中で捉え、個々の児童自身の課題設定による自主学習などで、学びの継続、学びの定着、個性の伸長など、自ら学ぶ意欲と力を育成する場としての位置づけが具体化が期待されています。
 宮城教育大附属小学校での30年来実施の評価や、他地域での実施が順調です。


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